全国学力テストで判明!秋田県の学力が高い理由

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先日新聞でこんな記事を見ました。文部科学省は24日、中学3年生全員を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、学テ)で、2019年度から新たに実施予定の英語について、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能のうち、「話す力」の調査をパソコンやタブレット端末でやり取りを録音する方式を行う方針を示しました。私は、学力テストに英語が含まれていなかったこと自体知りませんでした。

そもそも全国学力テストとはどのようなものなのでしょうか。そして、秋田県はなぜ、全国学力テスト開始以来、ずっとトップを走り続けるのかについて考えてみましょう。

全国学力テストとは

全国学力・学習状況調査(全国学力テスト、学テ)とは、2007年から全国の小学6年生、中学3年生を対象として行われているテストのことです。これは全員が対象となっています。

全国学力テストは1960年代にも実施されていましたが、学校や地域間の競争と序列化が過熱して廃止された経緯があります。しかし、近年、学力低下が問題視され、2007年に43年ぶりに全員調査を復活させました。

基本的にすべての小中学校が参加することになっていますが、参加を見送った県もあります。実施には賛否両論あり、様々なことが問題視されています。

 

実施には賛否両論の意見がある

全国学力テストの結果公表のあり方をめぐっては、否定的な意見が相次いでいます。

  • 義務教育の段階で学力格差を広げる
  • 地域間での競争がエスカレートするのではないか
  • 学力テストによって予算配分が行なわれるので、成績で劣る学校には教育予算が減らされ、公共サービスの低下に繋がるのではないか
  • 成績の低い子が平均点を下げないよう、テストを受けないようにされることがあるのではないか
  • 小中学校が1校しかない自治体は、自治体の成績が学校の成績、あるいは当該学年が1人しかいない小規模学校は、学校の成績が個人の成績となる
  • テスト前にテスト対策が行われ、テストでは出ない学習内容が重要視されなくさるのではないか

否定的な意見が目立つなか、秋田県では、知事の独自判断で、平成19年度及び20年度のテストの市町村別正答率を市町村名を含め公表した過去があります。

都道府県レベルの自治体が、市区町村名を含めて結果を公表するのはこれが初めてでした。しかし、秋田県は成果を残しています。

秋田県がトップを走り続ける理由

全国学力テストで07年以来トップを走り続けているのが秋田県です。全ての科目で成績はトップクラスです。

秋田県以外の東北地域についても、福井県や石川県などが常に上位です。

 

2016年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果

 

東京などの都市部とは違い、学習塾や教育サービスが溢れているようなことはありません。 ではなぜ、その秋田県の学力が高いのでしょうか?

全国学力テストでは、学力だけでなく学習状況調査といって、 ライフスタイルの調査を行っています。 その調査結果により、秋田県の学力が高い理由が見えてきました。

早寝早起きを心掛ける


上位の東北の地域では、全国平均より早起きの傾向がありました。 夜も早く寝ており、睡眠時間は全国平均より長くなっています。 決して、夜遅くまで塾や家庭で勉強しているわけではないようです。

 

朝食をしっかり食べる


毎日朝食をしっかり食べている子どもたちが、全国平均より多いという結果が出ました。 しっかり朝ご飯を食べることが脳に良いのです。昔から言われていますよね。 規則正しい生活習慣が学習意欲に繋がっているようです。

 

家庭学習に力を入れている

秋田県の塾に通っている子どもの割合は20%程と全国で最下位です。都心部のように、塾に通う子どもは少ないのです。
しかし、秋田県は家庭学習に力を入れています。 学校の授業と宿題をベースにした、家庭学習を基本としています。
そして、秋田県の小学生のこどもたちは、 家庭学習ノートというものをつけているようです。主婦の友社から出版されている「秋田県式家庭学習ノート」によると、 秋田県の子どもたちは、毎日、1冊の家庭学習ノートを使って、家庭学習を行っています。

内容は普通のノートに1日1ページ、好きな勉強をするというもの。 その子によって学習内容は様々。 教師は、そのノートにコメントを書いて子どもに返却します。学校と家庭の両方で子どもを見守る工夫がされています。

この本の他にも秋田県の学習方法についての書籍が多数出版されており、秋田県の学習方法が注目されているのが分かります。

 

学校での学習教育

秋田県の学校では、対話型といわれる、教師1人が生徒1人に質問し、答えてもらうような授業を実施しています。また、管理職と教員の協力関係が良いという調査結果も影響しているようです。

また、学習時間の1日平均は、1時間以上が80%以上であり(小学6年生)全国平均の60%弱なので、大差をつけています。

あくまでも自主的に学習する子どもが多いようです。

 

以上のように、全国学力テストでトップを独走する秋田県には理由がありました。

全国の自治体・教育関係者の間でも注目され、「少人数学級」「少人数授業」を導入する自治体が増えてきています。
学校教育の地域差はなかなか埋まりませんが、朝ごはんをしっかり食べて規則正しい生活を心がけたり、自宅での学習を習慣づけるなど、家庭でできることから少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか。

また2019年度にこの全国学力テストに英語が追加される予定ですので、その結果についても秋田県を含め、自分の住んでいる地域の学力も気になるところです。

 

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